『北の国から』の倉本聰　脚本

下町深川の料理屋で新米として働く青年の物語。

ショー健の骨のある新米っぷりがかっこいい。

萩原　健一、丘　みつ子、梅宮　辰夫、北林　谷栄、桃井かおり、坂口　良子、名古屋　章、、小松　方正、田中　絹代（特別出演）、小松　政夫、小原　秀明、室田日出男、川谷　拓三　ほか

1974年に東京狛江市で起こった多摩川水害が背景になっている。

どこにでもある平凡に見える家族とは単なる幻想なのではないか。

マイホームに象徴される、昭和の幸福な家族像とはいとも不安定なものの上に成り立っているのではないのか。

家族というものには、最後に何が残されているのか。山田太一が辛口な視点で描く名作。

1980年版・2015年版どちらもいいんですが、やっぱりマチャアキがいいな～

秋山篤蔵という実在した天皇の料理番だった人の奮闘記。

明石家さんま　初ドラマ。

1980年版　堺正章・檀ふみ・近藤正臣・鹿賀丈史・明石家さんま　/ナレーター渥美清

 

2015年版　佐藤健・黒木華・桐谷健太・柄本佑・鈴木亮平・伊藤英明・郷ひろみ (特別出演)・
杉本哲太・小林薫　ほか

不朽の人間ドラマ　決定版。

あまりに有名だが、まだ観てない人は観るべき作品。

もう、いろいろありすぎて一言ではいえない感動大作。

殺伐とした現代社会な今だからこそ、見直されるべきテーマ。

山田太一原作の青春ドラマ

学歴社会に飲み込まれていく3流大学生の葛藤と、社会に出て思い知る現実。

劣等感と半ば諦めの心を抱えながらも、葛藤していく林檎たち。

大人になった林檎たち1991年パートⅢ・1997年パートⅣまで放映されている。

天宮良：石田えり：村田香織：布施博：梨本謙次郎：五月みどり：大滝秀治：斉藤慶子：千秋実 ほか

倉本聰が描く、『青春』。あらゆる青春ドラマの中でひときわ記憶に残る名作。

高校の仲良しグループ。北海道に残ったものと、東京に出たものとの軌跡。

『悲別』という街の名になぞらえられるような、青春の光と影。

小磯勝弥・木の実ナナ・林隆三・千石規子 ほか

銀河テレビ小説で放映された、ビートたけしの子供時代。

東京下町とはなんなのかが、よくわかる。

菊次郎とサキの、個性あふれる人間像に注目。

時任三郎・陣内孝則・中井貴一・藤谷美和子・北島三郎 ほか

高校球児たちの先輩後輩の関係性が織りなす、青春模様。

野球部の大先輩が北島三郎というのが、面白い。

先輩というのにもいろいろいるので、言うことを鵜呑みにすることの危険性を示唆している物語。

松田洋治・名取裕子・千葉真一 ・松本伊代・冨士真奈美 ・角野卓造・加藤登紀子　ほか

山田太一作・当時はまだ深夜営業のコンビニがあまり無かった時代の人間模様。

普段は知り合うことの無い、個性あふれる深夜に生きる人たちとの出会いの面白さ。

新入りアルバイの訳ありの50代の千葉真一と、先輩アルバイトの松田洋治とのやりとりに注目。

織田裕二・石黒賢・千堂あきほ・松下由樹・西村雅彦・佐藤B作・中村あずさ・鹿賀丈史　ほか

医療ドラマというより、まったくタイプの違う医師、織田裕二と石黒賢がぶつかり合う話。

全体に漂う、暗雲感。

衝撃の結末。脚本：三谷幸喜　

亡くなった親の借金を背負った、織田裕二の成り上がりドラマ。

貧乏時代の涙ぐましい、弟たちの献身。

成り上がった後のホントのお金との戦いが…

織田裕二・財前直見・東幹久・高樹沙耶・石橋凌・松崎しげる　ほか

借金に追われるキムタクと、借金取り立て屋の浜ちゃんとの間に芽生える奇妙な友情。

女優陣がとっても豪華。

浜田雅功（ダウンタウン）・木村拓哉（SMAP）・石田ゆり子・飯島直子・戸田菜穂・内藤剛志　ほか

個人的にかなりおすすめの作品ですが、残念なことにDVD化されておらず、高価なVHSしか流通していない現実…。

野島伸司が『愛とは何か？』という永遠のテーマに真っ向からぶつかっていく、知的好奇心をビンビンくすぐられる作品。毎回、違うシチュエイションで愛についてアプローチして行きます。最終回で答えを出します。

教授である山崎努が、毎回シチュエーションに応じた愛についての見解を一言で述べていく。毎回その一言に、心を揺さぶられること間違い無し。

実に豪華な出演者たち。竹野内豊・山崎努・坂井真紀・木村佳乃・吉川ひなの・広末涼子・遠山景織子・袴田吉彦・三上博史・純名里沙・桜井幸子・池脇千鶴・持田真樹・大沢たかお・ジョイ・ウォン　ほか

ご存知、ビートたけしの回顧録が原作。

型破りな両親の元で、肩身をせまくして生きている子どもたち。

菊次郎のキャラがすごい。あんな父親は嫌だ。

なぜか感動してし泣いてしまう所もあり。

ユースケ・サンタマリアの演技がいい。

やっぱり山Pよりいい。

なんとも残酷なストーリー。

ユースケ・サンタマリア・菅野美穂・吉沢悠・中島知子（オセロ）　ほか

心温まる、離島の人たちとのふれあい。

離島での過酷な医療状況。

まさに本当の人と人との信頼関係が垣間見れる。

吉岡秀隆・柴咲コウ・時任三郎・朝加真由美・大塚寧々・泉谷しげる・千石規子・筧利夫・小林薫・石田ゆり子　ほか

幸せな沖縄の家族が、悲惨な戦争へと巻き込まれていく。普段のさんまちゃんの、明るいキャラクターがあいまって戦争の進行に従って、暗くなっていく時代が進むに連れ、周りとのギャップが出て来る様がとても悲しくなる。さんま演ずる主人公が軍隊生活の中で無理やり戦わされる様が、またとても悲しい。

ただ家族と笑って生きていたいだけなんだ。という、さんまちゃんが涙をさそう。

結局、本土対決の陸上戦を経験したのは日本の中で沖縄だけであるという背景。

明石家さんま・黒木瞳・坂口憲二・仲間由紀恵・上戸彩・勝地涼・大平奈津美・オダギリジョー 　ほか

高学歴・エリート社会人である、ステータスの高い男が順調に結婚し娘を持ち仕事人間として生きている。すべて順調で、人生設計どおり進んでいたが妻が娘を置いて出ていってしまった。

突然、幼い娘と2人にされてしまったエリート社会人。子供の面倒など見たことなどなく勉強と仕事にしか生きて来なかったがため、ビジネスライクには進まない子供の面倒。

そんな父にしかすがるしか無い娘の、りんちゃんが本当に悲しい。草彅を殴りたくなる。

草彅剛・美山加恋・小雪・東幹久・要潤・山口紗弥・加浅野和之・大森南朋・田村たがめ・りょう・小日向文世・大杉漣・長山藍子　ほか

宮藤官九郎脚本の、笑いを忘れたヤクザが落語家になる話。

長瀬智也の男前ぶりがかなり出てる作品。

落語家一門の師弟愛関係がコメディタッチに描かれる。

長瀬智也・岡田准一・西田敏行・銀粉蝶・阿部サダヲ　ほか

戦前に実在した岡崎財閥の岡崎家がモデルとされている。神戸銀行会長で岡崎家の岡崎忠が、作者の山崎豊子を訴える構えだった。

金と権力を握っている男の家族事情がドロドロな件。

ドロドロな家族に産まれてしまった、清潔な心を持つ青年の悲しい末路。

木村拓哉・鈴木京香・長谷川京子・山本耕史・山田優・相武紗季・吹石一恵・仲村トオル・澁谷武尊・鶴田忍・佐野史郎・板東英二・峰岸徹・大和田伸也・長内美那子・石田太郎・田山涼成・前田吟・浅野和之・萩原聖人・稲森いずみ・多岐川裕美・成宮寛貴・平泉成・西村雅彦・笑福亭鶴瓶・金田明夫・矢島健一・小林隆・西田敏行・武田鉄矢・津川雅彦・柳葉敏郎・原田美枝子・北大路欣也　ほか

野島伸司流、痛々しい人間ドラマ。家族がテーマ。

香取慎吾のやさしい父親役がとてもいい。時折ネグレクトのトラウマが彼を襲う。

家族とはなんだろう？とても心やさしい主人公がとった、心あたたまるラストシーン。

香取慎吾・竹内結子・釈由美子・松田翔太・寺島進・池内淳子・三浦友和　ほか

11日後に自殺すると決めた、不運な男の11日間に出会うやはり数奇な運命な人たちとの出会いや出来事。

三島由紀夫の作品から着想してできた脚本。

小日向文世の演技力と、父親ゆずりのアウトローさがかっこいい、松田龍平。

小日向文世・松田龍平・小西真奈美・栗山千明・吉高由里子　ほか

あまりにひどい貧乏生活を送っていた、病気の母親思いの少年の社会に対する復讐劇。

銭のためなら何でもするズラ。原作は古い漫画だが、現代の貧困問題と合致する普遍のテーマ。

金も地位も手に入れたのに、その男がとった意外な行動とは…？

松山ケンイチ・ミムラ・宮川大輔・木南晴夏・石橋杏奈・光石研・りょう・椎名桔平・齋藤隆成　ほか

新宿ゴールデン街あたりにある、深夜0時から開店する食堂に集う人々の群像劇。

1話完結の話がほとんどで、毎回身につまされる話で心にしみる。

小林薫演じるマスターの、短いが含蓄のある助言が毎回すごい。

ここに集うひとたちは、みな心に少し傷を抱えている。そんな寂しい心を癒やしてくれる場所。

戦後のどさくさから這い上がって有名になった女性の光と影。

戦争に負けるという事が引き起こした、悲劇。

世間体という見えない恐怖が母親を鬼畜に変える。

藤原竜也・鈴木京香・緒形直人・草笛光子・宅麻伸・中原丈雄・堀井新太